※4月20日15時(シリア現地時間)から過去24時間の動きを反映
東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部、アフリン地域の状況
イドリブ県、ハマ県北部の状況
まとめ:
- 過去24時間、露/シリア軍は、ハマ県北部の前線付近の村に対し砲撃による攻撃を実施した。同攻撃では焼夷弾が利用された模様。
- 4月20日、イドリブ県西部ジシュルアシュシュグル近郊では、反政府勢力が政府軍支配地域へ侵攻した。

地図:イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部(2018年1月末時点)
Derived from work by MrPenguin20, distributed under a CC BY-SA 4.0 license.
東グータ地域の状況
まとめ:
- 4月20日、国連車輌がドゥマ地区に入域し、化学兵器攻撃のあった場所を訪問しているとの情報がある。ドゥマ地区では露憲兵が同行している。訪問したとすれば、治安状況の調査(安全管理)チームが現場訪問を行ったことになる。その場合、明日21日に、ドゥマ地区での視察が始まる可能性がある。/li>
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- 東グータ地域南西部の包囲地域(ヤルモック)では、4月19日夜から現在まで、シリア政府軍が激しい爆撃を続けている。ヤルモックキャンプの主な住民はパレスチナ人。政府軍の地上部隊による軍事侵攻も行なわれており、イスラム国との激しい戦闘が行なわれている。イスラム国支配地域のため、民間人が発信する術を持たない。(参考)
- 4月20日、ヤルモック東部(バビラ、ヤルダ地域)では、反政府勢力が撤退することで政府軍と合意。両地域は、ヤルモックに隣接している。(参考)
- 4月19日、トルコ軍は、タルリファート地域に対し砲撃による攻撃を実施。現在、タルリファート市と周辺地域は、クルド人民防衛隊(YPG)と親シリア政府武装組織(NDF)が支配している。
- アフリン南西部ジャンダリス地区には、地域評議会が設置された。
- 4月19日、シリア北部アルバブ地区では、ドゥメイル地区からの避難者と反政府勢力戦闘員が到着した。
アフリン地域の状況
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