※3月2日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映
アフリン地域の状況
まとめ:
- 過去24時間、トルコ軍はアフリン地域での軍事作戦を継続した。
- 地上戦の衝突は殆ど報道されていないが、アフリン中心部へ向けて大規模な軍事作戦が行われる模様。
- 3月1日、赤十字国際委員会(ICRC)はアフリンへ人道支援物資を運び込んだ。ICRCによると、地域内には病院が4施設しかなく増加する負傷者の対応に苦労している。また、ICRCは、住民は“悲惨な環境”に置かれていると伝えている。(記事)
トルコ軍の動き
- 過去24時間、トルコ軍は、西側(ラジュ地区)で空爆による攻撃を行った。この攻撃により、民間人1名が亡くなっている。
- ジャンダリス付近には、市街戦に特化した自由シリア軍(FSA)の特殊部隊が配置された。
- トルコ軍は、自由シリア軍(FSA)とともに、アフリン中心部へ向けて大規模な軍事作戦を始める模様。
自由シリア軍の動き
- 過去24時間、自由シリア軍の一派(ハムザ旅団)がジャンダリス市の地上戦に向けて配置されたとの報道がある。
報道では、配置されたハムザ旅団は市街地での戦闘用の訓練を受けた特殊部隊であると伝えられている。(記事)
クルド人民防衛隊(YPG)の動き
- クルド人民防衛隊(YPG)は、自由シリア軍(FSA)支配地域に対し、主に砲撃による攻撃を行っているが、占領地域を奪回するには至っていない。
その他
- トルコ政府は、アフリン作戦を開始した1月20日以降、クルド人民防衛隊(YPG)戦闘員2,295名の”テロリスト”を”制圧した”発表した。(記事)
※この人数には、投降した、捕虜となった、または殺された戦闘員が含まれる。
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