※4月26日15時(シリア現地時間)から過去24時間の動きを反映
東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部、アフリン地域の状況
イドリブ県、ハマ県北部の状況
まとめ:
- イドリブ県南部、ハマ県北部では、政府軍/露軍による砲撃が行なわれた。負傷者に関する情報は報じられていない。
- 過去24時間、イドリブ県では、元ヌスラ戦線(HTS)と反政府勢力(JTS)間の戦闘は行なわれていない。4月25日、両勢力間で無期限の休戦について合意がされた。
- シリア人権監視団:アレッポ県南部では、元ヌスラ戦線(HTS)と親シリア政府武装組織(NDF)の間で、捕虜の交換が行われた。イドリブ県の包囲地域(ノブル、ザハラ)ので拘束されていたHTSの捕虜2名、NDFの捕虜3名がそれぞれ交換された。交渉は、シリア赤新月社(SARC)が仲介。(参考)
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東グータ地域の状況
まとめ:
- 4月25日、化学兵器禁止機関(OPCW)は、ドゥマ地区での調査について報道発表を出した。21日に調査を開始。数名にインタビューを実施。25日に化学兵器攻撃があったとされる2つ目の現場を訪問。オランダへサンプルを持ち帰り、検査を実施する。
- 露代表団は、26日にハーグで締約国のためのブリーフィングを開催することを発表。同会議では、シリア人を招き、ドゥマ地区での事件について証言をさせる。OPCWは会議参加について明らかにしていないが、「独立」で「公平」な調査を続けるとした。英政府は不参加を表明。(参考)
アフリン地域の状況
- 過去24時間、アフリン地域では、戦闘行為は行なわれておらず、前線に動きはない。4月26日時点で、タルリファート地域はクルド人民防衛隊(YPG)と親シリア武装組織(NDF)が支配している。
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