※2月12日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映
アフリンの状況
トルコ軍の動き
- まとめ:過去24時間、トルコ軍は、北東部(アザス付近)・南部・南西部(ジャンダリス地区)の前線付近で、少なくとも5件の空爆を行った。地上戦は、北東部・西部(ラジュ地区)・南西部で行われた。
- 自由シリア軍が優位に戦闘を進めている模様で、占領地域を広げている。
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- トルコ軍は、北東部(アザズ付近)のアラブウィラン村、シャランリ村、南西部のジャンダリス村、南部のバシュファン村、アブ・ハルブル村で少なくとも5件の空爆を行った。バブ・アル・ハワ国境付近からもアフリンに対し砲撃を行った模様。
自由シリア軍の動き
- トルコ軍と自由シリア軍(FSA)の地上部隊は、北東部・西部・南西部で地上戦を行った。
– 北東部では、アラブウィラン村を占領。
– 西部では、前線に動きはない模様
– 南西部では、ハジ・イスカンデル村を占領
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- 11日、ハムザ師団(FSAの一派)の戦闘員500人が、アフリン入りした。「ハムザ師団」は、FSAの一組織であり、アメリカ軍とトルコ軍によるシリア訓練プログラムで訓練を受けた戦闘員で構成されている。
クルド人民防衛隊(YPG)の動き
- クルド人民防衛隊(YPG)は、北東部(アザス付近)・西部(ラジュ地区)・南西部(ジャンダリス地区)でFSAと地上戦による戦闘を行った。
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- 主にクルド勢力で構成されるシリア人民軍(SDF)は、アザズ市の軍事基地に対し砲撃を行い、戦車4台、兵士5名を殺害したと発表。
その他
- トルコ政府は、1月20日以降、1,369人の”テロリスト”を”制圧した”と発表した。
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- 10日、イスラエル軍は、首都ダマスカス郊外のイラン軍事施設及びシリア軍基地に対し、激しい空爆を行った。過去24時間、イスラエル軍は、シリア国内での空爆を実施していない。
- ロサンゼルス・タイムズによると、イスラエル政府は、首都ダマスカス近郊に対して行った空爆で、シリア政府の防空システムの”約半分”を破壊したと発表した。
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