東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部の状況(2月11日時点)

※2月11日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映

東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部の状況

レバノン北部にあるベッカー高原に避難したシリア人の家族。
多くのシリア人の人達は、戦闘が激しくなったシリアから命がけで逃げている。
Photo: D.Khamissy / UNHCR, 2012

イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部の状況

  • まとめ:イドリブ県では、過去24時間、シリア政府軍による空爆は行われなかった模様。(イスラエル軍との衝突が影響しているものと考えられる。)反政府勢力と政府軍との間の地上戦も殆どなく、前線は動いていない。

  • トルコ軍は、イドリブ県の東部2ヶ所(アルアイス村、テル・トゥカン村)で監視所を設置した。ISWの報告では、北部のアフリン付近の3ヶ所でも、トルコ軍の監視所が設置されている。
  • 東部の前線では、地上線での衝突は殆ど報告されていない。自由シリア軍は、東部(アブ・アドドゥフル地区)の政府軍支配地域に対し、砲撃による攻撃を行った。

  • イドリブ県南部のタマナ市近郊で、イスラム国戦闘員2名が即席性爆弾(IED)を仕掛けていたところ、反政府勢力に見つかり拘束された。
  • 11日10時頃、イドリブ県デルハサン村にて、反政府勢力(ヌル・アル・ジンキ)の上級司令官が狙撃され負傷した。犯人の身元については分かっていない。

地図:イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部(2018年1月末時点)
Derived from work by MrPenguin20, distributed under a CC BY-SA 4.0 license.

東グータ地域の状況

  • 過去24時間、東グータ地域の北部(ドゥマ地区)と西部(イルビン地区)の主要都市で、少なくとも3件の空爆が行われた。反政府勢力と政府軍との間の地上戦も殆どなく、前線は動いていない。

地図:東グータ地域(2014年2月27日時点)
Created by MrPenguin20, distributed under a CC BY-SA 3.0 license

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