※2月24日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映
東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部の状況
イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部の状況
まとめ:
- 過去24時間、ハイヤット・タハリル・アルシャム(HTS:主に元ヌスラ戦線戦闘員で構成)-反政府勢力(JTS)間で、散発的な戦闘が発生している。
- HTSは、アフリン作戦終了後、JTSがHTSとの戦闘を開始するとの推測と、それを阻止する旨の声明を出した。
- 過去24時間、シリア政府軍による空爆は行なわれていない。また、政府軍ー反政府勢力間で地上戦は行なわれておらず、前線は動いていない。
- FSAは、ハマ県北部の政府軍支配地域に対し1件の砲撃を行った。
東グータ地域の状況
- 過去24時間、政府軍は、北部(ドゥマ地区)、西部(ハラスタ、イルビン地区)、南部(ハムリヤ地区)の市街地に対し、激しい空爆と砲撃を行った。この攻撃により、多くの民間人が被害を受けた。
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- 過去24時間の被害状況は以下の通り。
※全ての被害が報道されている訳ではないため、実際の被害者数はもっと多い
– ハラスタ地区への空爆により、民間人3名が死亡
– グータ地区への攻撃により、民間人9名が死亡
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- 政府軍は、ハムリエ地区、イルビン地区、ドゥマ地区への攻撃で、焼夷弾を使用した模様
- 政府軍は、ドゥマ地区への攻撃で、弾道ミサイルと多連装ロケットシステム(から発射したミサイル)を使用した攻撃を行った模様
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- 東グータ内の反政府勢力は、イラク政府とレバノン政府から派遣された武装勢力が、東グータへの攻撃に加担しているとして、両政府に責任があるとして非難声明を出した。
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