※4月19日15時(シリア現地時間)から過去24時間の動きを反映
東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部、アフリン地域の状況
イドリブ県、ハマ県北部の状況
まとめ:
- 過去24時間、露/シリア軍は、ハマ県北部の前線付近の村に対し、砲撃による攻撃を実施した。
- 過去24時間、イドリブ県では、元ヌスラ戦線(HTS)と反政府勢力(JTS)間の戦闘が続いている。
東グータ地域の状況
まとめ:
- 4月19日時点で、化学兵器禁止機関(OPCW)はドゥマ地区での調査を始めることが出来ていない。4月17日、安全確認のため、国連の事前訪問チームが(調査チームは付き添わず)ドゥマに入域したが、小型武器が発砲と爆発があったため撤収。調査チームの訪問を延期している。
- 東グータ地域北東部の包囲地域(ドゥメイル)では、反政府勢力(ジェイシュ・アルイスラム)が撤退することでシリア政府と合意。4月19日、同戦闘員約1,500人がドゥメイルから撤退を開始。シリア北部ジャラブルス近郊へ撤退すると報じられている。
- 東グータ地区南西部の包囲地域(ヤルモック)では、イスラム国が48時間以内に撤退することでシリア政府と合意した模様。撤退するのは、約1,200人のイスラム国戦闘員とその家族。既に、パルミヤ近郊に撤退したとの情報もある。
- 過去24時間、アフリン地域では戦闘行為は行なわれておらず前線に動きはない。
- 4月19日時点で、タルリファート市と周辺地域は、クルド人民防衛隊(YPG)と親シリア政府武装組織(NDF)が支配している。
- トルコ政府は、新たな国境検問所を「クムル検問所」とすると発表。同検問所は、アフリン地域西部に設置され、主に、アフリン地域での人道支援に利用されるとのこと。(参考)
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アフリン地域の状況
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