※3月11日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映
東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部の状況
イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部の状況
まとめ:
- 露/シリア政府軍は、イドリブ県西部と南部の市街地に対し空爆を実施。
南部カフルサジナ村への空爆では、民間人8名が死亡した。 - イドリブ県東部では、反政府勢力支配地域に対し、親シリア政府組織が砲撃による攻撃を行った。
- 過去24時間、ハマ県北部とイドリブ県東部の前線では、政府軍と反政府勢力間の衝突は発生していない。
- 過去24時間、イドリブ県北部では、元ヌスラ戦線(HTS)と反政府勢力間(JTS)間の衝突は発生していない。
東グータ地域の状況
まとめ:
- 過去24時間、露/シリア政府軍は、東グータの全地域で大規模な軍事作戦を継続した。
- 政府軍は、ミスラバ市を占領し、南北を結ぶ幹線道路を寸断した。
- 3月10日、反政府勢力戦闘員13名が東グータから撤退。イドリブ県へ移動したと報道されている。
- 記事:3月8日、国境なき医師団(MSF)は、東グータの被害状況を発表。2月18日から3月3日の13日間で1,005人が死亡、4,829人が負傷(1日当たり71人が死亡し、344人が負傷)。MSFが支援する医療施設20施設からの聞き取り調査を基に集計。他の医療施設が受け入れている死傷者数を考慮すると、実際の死傷者数は更に多いとしている。
- 現在まで、シリア政府が設置した“人道的回廊”から避難した民間人はいない。避難用の検問所は北部と南部に設置されている。
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