※2月14日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映
アフリン地域の状況
トルコ軍の動き
- まとめ:過去24時間で、北部や西部の前線及びアフリン市に対し、少なくとも7件の空爆と砲撃が行われた。北部と南西部では、トルコ軍/FSA-YPG間で、激しい地上戦が行われ、FSAが占領地域を拡大。トルコ大統領は、サウジ国王と電話会談を持ち、アフリン作戦について協議した。
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- トルコ軍は、北部(ブルブル地区)、西部(ラジュ地区)、南西部(ジャンダリス地区)の前線と、アフリン市中心部に対し空爆と砲撃による攻撃を行った。
– ジャンダリス市付近の空爆では、2人の子供が亡くなっている
– アフリン市での砲撃では、アフリン病院が被害を受けた模様で、1名が死亡、複数名が負傷している。また、同砲撃により、民間人1名が亡くなっている。
自由シリア軍の動き
- トルコ軍と自由シリア軍の地上部隊は、北部(ブルブル地区)と南西部(ジャンダリス地区)の前線で激しい戦闘を行った。
– FSAは、北部でサランジク村及び周辺地域を占領し、占領地域を広げている
– FSAは、南部でアルチャリ村及び周辺地域を占領し、ジャンダリス市へ1km地点まで迫っている。
クルド人民防衛隊(YPG)の動き
- クルド人民防衛隊(YPG)は、北部(ブルブル地区)と南西部(ジャンダリス地区)の前線でFSAと交戦。YPGは劣勢であり、占領地域を失っている。
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- 政府軍支配地域のシークマクスッドで、アフリンでの戦闘で亡くなったYPG戦闘員の葬儀が行われた。
その他
- (BBC)フランス大統領は、シリア政府による化学兵器使用を確認された場合、「フランスは攻撃する」と発言した。
- 米国CIA長官は、トルコ軍によるアフリン作戦は、”駐留米軍のリスクを高め”反イスラム国作戦を”複雑化させる”、として懸念を表した。
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