※4月21日15時(シリア現地時間)から過去24時間の動きを反映
東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部、アフリン地域の状況
イドリブ県、ハマ県北部の状況
まとめ:
- 過去24時間、イドリブ県・ハマ県北部では、政府軍/露軍による攻撃は行なわれていない。
- シリア人権監視団:シリア人の活動家が、トルコ国境沿いで亡くなっているのが発見された。主犯は不明。監視団は、同活動家が非正規にトルコへ越境しようとしたところ、国境警備隊に射殺された可能性があるとしている。また、これまで民間人357人がトルコ国境警備隊に射殺されたと報じている。(参考)
東グータ地域の状況
まとめ:
- 4月21日、露政府は、化学兵器禁止機関(OPCW)の調査チームがドゥマ地区に入域したと発表。(参考、参考2)
- 仏外相は、露政府が化学兵器禁止機関(OPCW)の調査を妨害していると発言。OPCWは、ドゥマ地区に調査チームを送り、化学兵器使用についての調査を行う予定だったが、発砲や爆発を受けて、調査を延期していた。(参考)
- テレグラフ:「化学兵器被害者の遺体は、ドゥマ地区での化学兵器攻撃の証拠を残すため、密かに埋葬された。」テレグラフ紙は、ドゥマ地区の住民が、証拠を残す目的で遺体を分からない場所に埋葬していると報じた。(参考)
アフリン地域の状況
- 在EUトルコ大使が、シリア北部への難民帰還について、同資金の利用を提案した。これに大使、欧州連合はトルコ・EU移民合意で取り決めた援助金について、トルコ政府が実効支配するシリア北部での利用は認めない姿勢を示した。(参考)
- 過去24時間、アフリン地域では、戦闘行為は行なわれていない。タルリファート地域北部の前線では、シリア政府軍部隊が集結している。自由シリア軍(FSA)の侵攻を警戒しての動きの模様。
- 4月21日、タルリファートでは、地雷が爆発したとの情報がある。爆発による負傷者数については分かっていない。(参考)
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