※3月25日午前11時(シリア現地時間)から過去24時間の動きを反映
東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部の状況
イドリブ県、ハマ県北部の状況
まとめ:
- 3月24日、イドリブ市では、自動車爆弾の爆発事件があり、民間人2人が死亡、6人が負傷した。主犯は明らかになっていない。
- イドリブ県での中心的な反政府勢力(JTS)は、米政府がイマム・ブカリ・ジャマート(主にウズベク人で構成される武装組織)をテロ組織指定したことについて非難する声明を出した。
※3月25日現在、米国務省HPでは、同勢力はテロ組織として記載されていない。(参考) - 過去24時間、イドリブ県、ハマ県北部では、露/シリア政府軍による空爆は行なわれていない。
- 過去24時間、ハマ県北部・イドリブ県東部・西部では、政府軍と反政府勢力間の地上戦での衝突は起きていない。
- 過去24時間、イドリブ県では、中心的な反政府勢力(JTS)と元ヌスラ戦線(HTS)間での衝突は起きていない。
東グータ地域の状況
まとめ:
- 過去24時間、東グータのドゥマ地区では、地上戦による軍事侵攻や空爆は行なわれていない模様。
- 3月24日夜、東グータ南部イルビン地区の住民と戦闘員(とその家族)の退避が始まった。
住民約7,000人は、シリア赤新月社(SARC)が用意したバスでシリア北部イドリブ県へ移送される。
(参考) - ファイラックアルラフマン(和解交渉における反政府勢力側の交渉主体)広報担当官は、
は、「国連は、これまで南部に残ることを決めた住民について、住民の安全を保障していない。私達は露政府(の対応)を信じていない」とし、南部に残る住民の安全について懸念を示した露政府は、政府支配下で残る住民について、シリア政府に訴追されないことを保証するとしている。 - 3月24日、ファイラックアルラフマン指揮官がシリア政府軍に拘束されたとの報道がある。シリア政府と同勢力は、指導者も含めイドリブ県へ撤退することで合意していた。
スポンサーリンク:
1日あたり150円の支援で途上国の子供たちに希望を