※3月12日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映
東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部の状況
イドリブ県、ハマ県北部の状況
まとめ:
- 露/シリア政府軍は、イドリブ県中部、ハマ県北部の前線にて複数の空爆を実施した。
ハマ県カフル・ジータ村への攻撃では焼夷弾を使用した模様。 - 過去24時間、ハマ県北部とイドリブ県東部の前線では、政府軍と反政府勢力間の地上戦は発生していない。
- イドリブ県北部では、元ヌスラ戦線(HTS)と反政府勢力間(JTS)間の衝突が再開した。HTSがJTS車輌に対し、対戦車ミサイルによる攻撃を実施。
東グータ地域の状況
まとめ:
- 過去24時間、露/シリア政府軍は、東グータの全地域で大規模な軍事作戦を継続した。
- 政府軍は東グータを横断する形で南北に分断した。
地上部隊が侵攻により、現在、東グータ地域は3地域(ドゥマ地区、ハリスタ地区、南部)に分けられた状況となっている。 - 政府軍は、全域で市街地に対する砲撃・空爆・地上戦を続けており、壊滅的な被害を与えると同時に、無差別的な攻撃を行い、多くの民間人が犠牲となっている。
- 記事:シリア人権監視団は、政府軍による攻撃で、22日間で、民間人1,139名(子ども240名、女性162名を含む)が死亡し、4,400名以上が負傷したと発表した。
*
- 過去24時間、東グータの被害状況は以下の通り。
※全ての被害が報道されている訳ではないため、実際の被害者数はもっと多い
ーグータ全域で、民間人52名が死亡
ーアルビン市への攻撃で、民間人9名が死亡
スポンサーリンク:
1日あたり150円の支援で途上国の子供たちに希望を