※2月26日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映
東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部の状況
イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部の状況
まとめ:
- イドリブ県では、元ヌスラ戦線ー反政府勢力間で散発的な衝突が続いている。
- 過去24時間、ハマ県北部の前線に対し、シリア/ロシア軍による空爆と砲撃が3件行われた。
- イドリブ県では、空爆は行なわれていない。政府軍―反政府勢力の間で戦闘は行なわれておらず、前線に動きはない。
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- イドリブ県ハザノ市では、モスクから若者に向けて、「ハイアット・タハリル・アルシャム(HTS:主にヌスラ戦線戦闘員により構成される)から村を守るため、外に出てHTSと対峙する」ことを呼びかける放送が流された。
- 反政府勢力の一派(ヌル・アルジンキ)は、HTSが支配するダレットアザ市に対し攻撃を行ったが、同市を奪回することはできていない。
東グータ地域の状況
まとめ:
- 停戦決議が採択された後も、シリア政府は東グータ地域に対し激しい攻撃を行っており、その攻撃により民間人が犠牲になっている。
- 東部(シフォニヤ市)では、塩素ガスを使った攻撃が行われ、呼吸困難となる住民が出ている。
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- 過去24時間、政府軍は地上戦により激しい攻撃を実施し、東グータの一部地域を制圧した。
また、東グータ全域で、数十件の空爆と砲撃による攻撃を行った。 - 過去24時間、政府軍は、東グータ内の9ヶ所以上で数十件の空爆を行った。
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- シリア政府軍(SAA)の地上部隊は、南東部(ナシャビヤ付近)から侵攻し、占領地域を広げている。
※幹線道路を遮断し、ナシャビヤ市を孤立させる模様。 - また、SAAは、東部(ハウシュ・ダワフラ東側)から侵攻したが、反政府勢力(ジェイシュ・イスラム)に反撃され制圧することはできていない。
- 南西部(ジョバル地区)では、SAAは、砲撃による攻撃に加え、浸透(潜入)による攻撃を実施した
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- 過去24時間、SAAは、以下の地域を新たに占領した。
– 南東部にて、タル・ファザット市を占領
– 南東部にて、ハウシュアルサルヒエ市を占領
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- 東グータ地域での、過去24時間の被害状況は以下の通り。
※全ての被害が報道されている訳ではないため、実際の被害者数はもっと多い
– シフォニヤ市への塩素ガスによる攻撃で、女性4名、子供6名、男性6名が呼吸困難の症状を呈している
– ドゥマ市への空爆により、民間人10名が死亡した
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