※3月7日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映
アフリン地域の状況
まとめ:
- トルコ軍と自由シリア軍は、アフリン地域の北部(ブルブル地区東側)と南西部(ジャンダリス市東側)で軍事作戦を継続した。
- 特に、北東部の前線では、激しい地上戦が繰り広げられ、自由シリア軍が勢力圏を広げた。
- 西部ラジョ市付近で、アイスランド人のYPG戦闘員が亡くなった模様。
- ラッカ駐留のシリア民主軍(SDF)の一派は、アフリン作戦でYPGを後援するため、アフリンに向かった(ANF)。
トルコ軍の動き
- 過去24時間、トルコ軍は主に南西部(ジャンダリス市)で空爆を行い、自由シリア軍の進軍を支援した。
自由シリア軍の動き
- トルコ軍の後援を受け、自由シリア軍(FSA)は、北部(ブルブル地区東側)で大きく勢力範囲を広げた。
*
- 過去24時間、FSAは、以下の地域を占領した。
– 北部のカトマ村、メティナ村、キルベット・シラン村、シルカン村
– 南部のジャンダリスの丘、テルハム村
クルド人民防衛隊(YPG)の動き
- クルド人民防衛隊(YPG)は、FSAと激しい戦闘を続けているが、地上戦で劣勢に立っている。
- YPGに戦闘員として参加していた、アイスランド人の男性(32歳)が、2月末、アフリンでの戦闘で亡くなっていたことが発表された。
その他
- クルド系メディア(ANF):アフリンでの戦闘に参戦するため、シリア人民軍(SDF)の一派が、アフリンに向けて出発した。同勢力は、ラッカから撤退し、アフリンの戦闘でクルド人民防衛隊(YPG)を後援する。トルコ政府は、米政府に対し”YPG”の派遣を止めるように要請している。
- 3月6日、シリアにあるロシア軍基地(フメイミン空軍基地)にて、ロシア軍輸送機(An-26)が着陸の失敗で大破し乗客32人全員が死亡した。露国防省は、技術的故障が原因と説明。(記事)
- トルコ系メディア(AA):トルコ政府は、アフリン作戦を開始した1月20日以降、クルド人民防衛隊(YPG)戦闘員2,940名の”テロリスト”を”制圧した”発表した。※この人数には、投降した、捕虜となった、または殺された戦闘員が含まれる。(記事)
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