※4月27日15時(シリア現地時間)から過去24時間の動きを反映
東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部、アフリン地域の状況
イドリブ県、ハマ県北部の状況
まとめ:
- 露/シリア軍は、イドリブ県西部・ハマ県北部の村に対し、空爆と砲撃による激しい攻撃を実施した。ハマ県北部のカフル・ジータ村に対しては、数十発の砲撃が打ち込まれている。
元ヌスラ戦線は、政府軍支配地域へ侵攻した。 - 4月26日、イドリブ県南部のカンシェイクン村では、民間人2名が暗殺された。主犯は明らかになっていない。同26日中、イドリブ県の各地域で民間人や武装勢力戦闘員が暗殺され、計17名が暗殺された。(参考)
東グータ地域の状況
まとめ:
- 4月26日、露政府は、化学兵器禁止機関(OPCW)施設内で、化学兵器攻撃がなかっことを主張するための会議を開催。会議には、東グータの住民を同席させ、ドゥマ地区で化学兵器攻撃がなかったとの主張をさせた。
これとは関係なく、OPCWによる化学兵器の調査は続いている。(参考)
アフリン地域の状況
- 過去24時間、アフリン地域では、戦闘行為は行なわれておらず前線に動きはない。4月26日時点で、タルリファート地域はクルド人民防衛隊(YPG)と親シリア武装組織(NDF)が支配している。
- トルコ首相府災害緊急事態対策庁(AFAD)は、アフリン地域南西部(マホモディヤ)に避難所を設置。AFADは、東カラモウン地域からの避難者用としている。(参考)
- 米国防長官は、シリア国内からイスラム国(ISIS)を排除するまでは、米軍はシリアでの軍事作戦を継続すると発言。米大統領は、米軍のシリア撤退を示唆していたが、一転し、継続的に米軍を駐留させる方針に切り替えたことになる。(参考)
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