東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部の状況(3月4日時点)

※3月4日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映

東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部の状況

ヨルダンに避難するシリア人の家族。
難民キャンプのテントの中で。
©EC/ECHO/A. Al Sukhni

イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部の状況

まとめ:

  • シリア政府軍は、ハマ県北部の前線にて空爆と砲撃による攻撃を行った。
  • イドリブ県では、反政府勢力(JTS)と元ヌスラ戦線(HTS)間で、散発的な衝突が発生した。
    イドリブ県北部では、JTSはHTSから、バブアルハワ国境/アフリン越境点地域の複数村を奪回した。
    JTSは、イドリブ県中部の戦闘で、HTS指揮官複数名を殺害したと発表。
  • 反政府勢力は、包囲地域のフォア、カフラヤを砲撃した。
  • 政府軍―反政府勢力間の戦闘は発生していない。

地図:イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部(2018年1月末時点)
Derived from work by MrPenguin20, distributed under a CC BY-SA 4.0 license.

東グータ地域の状況

まとめ:

  • 過去24時間、露/シリア政府軍は、東グータで大規模な軍事作戦を継続した。
  • 政府軍の地上部隊は、北東部、南東部の前線から侵攻した。
    北東部、南東部では、政府軍は主要地域を占領し、大きく勢力圏を広げた。反政府勢力は、南東部のナシャビヤ地区を含め、東部の主要地域を奪われている。
  • 地上戦は市街地に対する砲撃と空爆とともに行なわれており、引き続き、民間人に死傷者が出ている。

  • ドゥマ地区への攻撃により、民間人10名が死亡、複数名が負傷した。同地区では、40回以上の空爆と砲撃が行われたとの報道がある。

  • 過去24時間、政府軍と親シリア政府武装組織は、以下の地域を占領した。
    – 北東部のアルリハン村と周辺の農場
    – 東部(中央部)のミスラバ農場を占領し、ベイトサワ村を占領しかけている
    – 南東部のナシャビヤ市を始め、ウタヤ村、ハズラマ村、アウタヤ村

地図:東グータ地域(2014年2月27日時点)
Created by MrPenguin20, distributed under a CC BY-SA 3.0 license

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