※4月2日午前11時(シリア現地時間)から過去24時間の動きを反映
東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部の状況
イドリブ県、ハマ県北部の状況
まとめ:
- 過去24時間、露/シリア政府軍は、イドリブ県とハマ県北部で複数の空爆を実施した。
- 過去24時間、シリア政府、反政府勢力間の地上戦での衝突は発生していない。
- アレッポ市西側の反政府勢力支配地域では、元ヌスラ戦線(HTS)と反政府勢力(ヌアルジンキ)間の戦闘が続いている模様。(参考)
東グータ地域の状況
まとめ:
- 4月1日、シリア政府系メディアは、ドゥマ地区に関する和平協議について、反政府勢力が武器を放棄し、シリア北部へ避難することで合意に至ったと発表。(参考)
- シリア人権監視団によると、4月2日、民間人と反政府勢力の一派(アルエイサッド・イスマリ)戦闘員、約1,300人を乗せたバスが東グータドゥマ地区から退避した。ドゥマ地区に関する和平交渉で、シリア政府軍と反政府勢力の間で暫定で合意したことを受けての措置の模様。シリア政府系メディアは、避難先はシリア北部ジャララブルス地区と報じているが、アルバブ地区とする情報もある。
また、別途、東グータ地域の北東部(政府側)にある避難民キャンプへ約1,300人が避難することで合意した模様。両者間での交渉は続いている。(参考、参考2) - シリア人権監視団によると、ドゥマ地区で、反政府勢力(ジェイシュアルイスラム)幹部2名が暗殺された。主犯は分かっていない。(参考)
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