東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部の状況(3月17日時点)

※3月17日午前11時(シリア現地時間)から過去24時間の動きを反映

東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部の状況

写真:シリア国内にある避難者用キャンプで生活する女性。
北西部では、トルコ国境沿いに避難者用キャンプが設置されている。
© UNRWA/Taghrid Mohammad

イドリブ県、ハマ県北部の状況

まとめ:

  • 露/シリア政府軍は、イドリブ県中部とハマ県北部にて、空爆による攻撃を実施。
  • 過去24時間、政府軍と反政府勢力間のハマ県北西での戦闘は停止している。また、イドリブ県東部での前線にも動きはない。
  • イドリブ県北部では、元ヌスラ戦線(HTS)と反政府勢力間(JTS)間の衝突が1件発生した。
  • 3月16日、トルコ大統領は、今後のトルコ軍の動きについて「イドリブ県で監視所を設置した後、マンビジに行くこともあり得る」と発言。(記事
    2月15日、トルコ政府はイドリブ県の12ヶ所に監視所を設置すると発表していた。現在、イドリブ県にはトルコ軍の監視所が6ヶ所にある。(記事

地図:イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部(2018年1月末時点)
Derived from work by MrPenguin20, distributed under a CC BY-SA 4.0 license.

東グータ地域の状況

まとめ:

  • 過去24時間、露/シリア政府軍は、東グータの全域で軍事作戦を継続。
  • 露/シリア政府軍は、南部カフルバトナ地区、ヘッゼ地区、ザマルカ地区の市街地に対し激しい爆撃を行い、多くの民間人が犠牲になった。。カフルバトナ地区では、市街地に対し激しい空爆と砲撃が続いており、政府軍は焼夷弾を使用したとの報道もある。
  • 3月15日に行なわれた爆撃により、東グータでは計76名が死亡した。そのうち、カフルバトナ地区での犠牲者は64名にのぼる。(記事
  • 3月16日時点で、東グータ地区からの避難者は約2万人の模様。そのうち、9割がハムリエ地区からの避難者と報じられている。(記事

地図:東グータ地域(2014年2月27日時点)
Created by MrPenguin20, distributed under a CC BY-SA 3.0 license

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