※2月4日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映
東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部の状況
イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部の状況
- イドリブ県では、主に中部(サラケブ市と周辺地域)に対し、空爆が集中した。前日に比べ、地上戦の動きは鈍っている。
- 政府軍は、サラケブ市を中心に、幹線道路(M5)沿いに複数の空爆を実施
マルディック村、ムアルアダダ村、カン・サビル村などで激しい空爆が行われ、数十名の死傷者が出ている - イドリブ東側からの政府軍の侵攻を受け、反政府勢力 11団体が「統合作戦室(Unified Operation Room)」を設置することを発表
- ハイアット・タハリル・アルシャム(HTS)は、対空ロケットでロシア軍機(Su-25)を撃ち落とした
同機のパイロットは亡くなっている - 中部ベニシュ村では、HTSが抗議者を殺害したことに対し、住民による抗議デモが発生
住民とHTSとの間の緊張が増している
東グータ地域の状況
- シリア政府軍は、東グータ地域西部(ヒリスタ、イルビル地区)で複数の空爆と砲撃を実施
- シリア政府軍は、西部(イルビル地区)へ侵攻するため、地雷除去をはじめた模様
- シリア政府軍は、北部(ドゥマ地区)でも地対地ミサイルなどによる砲撃を行い、この攻撃により、複数の住民が負傷した
- 反政府勢力(ジェイシュ・アルイスラム)は、東側(ハウシュ・アルダワ地区)で政府軍と交戦