※4月4日午前11時(シリア現地時間)から過去24時間の動きを反映
東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部の状況
イドリブ県、ハマ県北部の状況
まとめ:
- 過去24時間、露/シリア政府軍は、イドリブ県中部で複数の空爆を実施した。イドリブ県中部アリハ市では、市街地に対して集中的な空爆が行われ民間人が被害を受けている。同県アサディヤ市への空爆では民間人2名が死亡し5名が負傷した。政府軍は、イドリブ県西部にある発電所を爆撃した。
- トルコ軍は、イドリブ県西部を視察した。ジェバル・トゥルクマンに新たな監視所を設置する模様。
※同地域は、シリア政府軍支配地域との前線に位置しており、露/シリア政府軍による爆撃を受けている地域である。現在、イドリブ県にはトルコ軍の監視所が8つ設置されている。 - 過去24時間、元ヌスラ戦線(HTS)と主な反政府勢力(JTS)間の衝突は起きていない。
東グータ地域の状況
まとめ:
- 反政府勢力と露政府との間で和解合意が成立したことを受け、4月3日、 ドゥマ地区から民間人と戦闘員約1,150名がシリア北部へ避難した。今回の退避は、2陣目となる。避難先は、トルコ軍/自由シリア軍の支配下にあるジャラブルス近郊とされている。一部民間人は、露政府との合意内容に反対していた。4月4日時点で、3陣目のバスで退避が行われている。(参考)
- 過去24時間、政府軍によるドゥマ地区に対する攻撃は報じられていない。
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