※3月6日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映
アフリン地域の状況
まとめ:
- トルコ軍と自由シリア軍は、アフリン地域の北部と南西部で、軍事作戦を継続した。
- 西部のラジョ市付近では、トルコ軍の攻撃により、民間人3名が死亡し、18名が負傷した模様(ANF:クルド系メディア)
- 引き続き、自由シリア軍の地上部隊が優位に戦闘を進めており、北部と南西部で勢力圏を広げた。
- シリア人権監視団:アフリンでの軍事作戦が始まってから45日間で、民間人とクルド人民軍(YPG)戦闘員の死亡者数は900人にのぼると発表。(記事)
トルコ軍の動き
- 過去24時間、トルコ軍は主に南西部(ジャンダリス市)で激しい空爆を行い、自由シリア軍の進軍を支援した。
自由シリア軍の動き
- トルコ軍の後援を受け、自由シリア軍(FSA)は、北部(ブルブル地区東側)と南西部(ジャンダリス市付近)で大きく勢力範囲を広げた。西部では前線に動いてない。
- 過去24時間、FSAは、以下の地域を占領した。
– 北部のファタルの丘、シャラン村、カティラ村、チェマン村
– 北部のカラキン村、アルジュヤ村、ブルシェック村
クルド人民防衛隊(YPG)の動き
- クルド人民防衛隊(YPG)は、FSAと激しい戦闘を続けているが、地上戦で劣勢に立っている。
その他
- クルド系メディア(ANF):アフリン西部にあるラジョ市付近では、トルコ軍の砲撃により、民間人3名が死亡し、18名が負傷した模様(記事)
- トルコ系メディア(AA):トルコ政府は、アフリン作戦を開始した1月20日以降、クルド人民防衛隊(YPG)戦闘員2,872名の”テロリスト”を”制圧した”発表した。※この人数には、投降した、捕虜となった、または殺された戦闘員が含まれる。(記事)
- シリア人権監視団:アフリンでの軍事作戦が始まってから45日間で、民間人とクルド人民軍(YPG)戦闘員の死亡者数は900人にのぼると発表。(記事)
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