※2月7日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映
東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部の状況
■目次イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部の状況
イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部の状況
- シリア政府軍の空爆は、サラケブ市と南部の村(タラマラ村)で行われた。前日に比べ、空爆頻度と前線での戦闘は減っている模様
イドリブ県東部の前線(アブ・アドドゥフル西部)では殆ど動きがなかった模様。 - 政府軍は、ハマ県東部にあるイスラム国拠点に対して激しい攻撃を行っており、これがイドリブ県での衝突頻度の減少に繋がった模様
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- 反政府勢力は、東部(アブ・アドドゥフル西部)の前線にある複数の村(アブドフル村、アルハリブ、アルカティバ、テル・バンデイラ)を占領
- 反政府勢力は、西部(ジシュルアシュシュグル地区)ラタキヤ山の政府軍に対し砲撃を実施
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- トルコ軍は、アル・アイス村への砲撃により、トルコ軍兵士1名、民間人を含む6名が負傷したを発表。
(6日、アル・アイス村にトルコ軍車列が配備された。前線での監視所の設置が目的であると報道されている。) - 反政府勢力は、ソチで開催された和平協議に参加したとして、代表団2名を拘束した。反政府勢力は、同和平協議について参加を拒否する意向を示していた。
東グータ地域の状況
- 東グータ地域に対し、政府軍は空爆による激しい攻撃を行った。この攻撃により多くの民間人死傷者が出ている。反政府勢力は、報復攻撃として首都ダマスカスを砲撃した。
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- シリア政府軍は、東グータ地域内の北部(ドゥマ地区)、西部(ヒリスタ地区)、南部(ザマ地区、サクバ村)で複数の空爆を実施。
- 同空爆により、少なくとも民間人30名が死亡していると報道されている。
- 政府軍による南部(サクバ村)の空爆では、民間人3名が死亡(女性1名を含む)、複数名が負傷している。
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- 反政府勢力は、首都ダマスカス市へ迫撃砲による越境砲撃を行った。ダマスカスを訪問していたロシア貿易使節団と、大聖堂を標的とした模様。この攻撃により、民間人3名が死亡、20名が負傷したと報道されている。