東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部の状況（2月6日時点）

※2月6日12時（シリア時間）から過去24時間の動きを反映

東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部の状況

シリア・ダマスカス出身のムスタファ君（8歳）は、レバノンのコミュニティ・センターに通っている。
同センターでは、子供たちに対して、心のケア（心理社会的サービス）も提供している。
Photo credit: NRC/ Sam Tarling

シリア政府軍は、イドリブ県東部の前線付近（ハデル市付近）と中南部で空爆を実施
カフル・ナベル村では病院も含め民間施設へも複数の空爆が行われた
セルジャ村でも病院が空爆による攻撃を受け、病院は運営できなくなった
トルコ軍の車列は、アレッポ県南部の前線付近にあるアルアイス村に到着。
前線に監視所を設置する模様
アルアイス自治会長は、トルコ軍は民事に介入しないことを発表
イスラム革命防衛隊（IRGC）関連の部隊が、アルアイス村に対し砲撃を実施
トルコ軍は、政府側ハデル市付近へ報復砲撃を行った
反政府勢力は、政府軍に対し、前線付近（テルマモ地域、テルスルタン村）で砲撃による攻撃を行った
ハイアット・タハリル・アルシャム（アル・カイダ系）は、前線付近で、少なくとも3件の自動車爆弾による自殺攻撃を実施
今年1月初旬から、武装組織ハイアット・タハリル・アルシャム（HTS）に拘束されていたカナダ人4名が解放され、トルコのカナダ大使館へ引き渡された。HTSが関与する行政組織が仲介した模様。
HTSは、2年半拘束していた反政府勢力「ハズム運動」の将官（アブ・アブドゥラ）を解放した。イドリブ市で解放された模様

地図：イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部（2018年1月末時点）
Derived from work by MrPenguin20, distributed under a CC BY-SA 4.0 license.

東グータ地域では、シリア政府軍による複数の空爆が行われた
空爆は、ドゥマ地区、イルビン地区、バイト・シナ市で行われた
バイト・シナでの空爆では、民間人23名が亡くなったと報じられている（AFP）
西側の前線（アインタルマ地区、イルビン地区）では、反政府勢力と政府軍の間で激しい戦闘が行われた。
反政府勢力は、アインタルマ地区でトンネル爆弾による攻撃を行い、政府軍兵士14名が亡くなったと報じられている