アフリンの状況(2月6日時点)

※2月6日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映

アフリンの状況

シリア・ダマスカス出身のムスタファ君(8歳)は、レバノンのコミュニティ・センターに通っている。
同センターでは、子供たちに対して、心のケア(心理社会的サービス)も提供している。
Photo credit: NRC/ Sam Tarling

地図:アフリン地域(2013年6月時点)
map created by Mouradi, distributed under a CC BY-SA 3.0 license.

トルコ軍の動き

  • 過去24時間、トルコ軍による空爆は殆ど行われなかった模様。
  • トルコ軍は、西部(ラジョ地域)の前線付近で空爆
  • トルコ軍と自由シリア軍の地上部隊は、東部(アザズ付近)、北部(ブルブル地区)、西部(ラジュ地区)から進軍

自由シリア軍の動き

  • 自由シリア軍は、東部(アザズ付近)の侵攻で、トルコ国境沿いにある村(サルカイスの丘、サカルヤ村、ディクマ・ダッシュ村)を占領
  • FSAは、北部(ブルブル地区)のシーク・ホルズムを占領

クルド人民防衛隊(YPG)の動き

  • クルド人民防衛隊(YPG)は、東部(アザズ付近)、北部(ブルブル地区)、西部(ラジュ地区)でトルコ軍、自由シリア軍と交戦
  • YPGは、対戦車誘導ミサイル(ATGM)で、一般市民の乗る車輌を攻撃。少なくとも搭乗者の2名が死亡、2名が負傷した。
  • YPGは、北部(ブルブル地区)で対戦車誘導ミサイル(ATGM)を使い軍車輌に対し複数の攻撃を行った
  • シリア北東部のYPG支配地域(マンビジ市、カミシリ市、ハサケ市)から、YPGの増援(応援)部隊の車列が到着。

その他

  • 米軍もテルアビアッド入りしている模様。アメリカとYPGとの間で「調整」が行われていることを意味するため、この動きが、アフリン及びマンビジの戦況に影響する可能性が高い。
  • 一部報道によると、トルコ軍の空爆により、アフリン市南側にある「アイン・ダラ神殿」が破壊された模様。アフリン作戦前後の衛星画像が公開されている。
  • トルコ政府は、アフリン作戦で、これまで”(YPG)戦闘員”970人”を”無効にした”と発表
  • シリア国民連合(National Coalition for Syrian Revolutionary and Opposition Forces)は、国連に対し、ロシア政府とシリア政府による残虐行為を止めさせるために介入することを呼びかけた。両軍のシリア北西部での空爆による民間人被害、化学兵器の使用を受けての声明
  • イスラエル軍は、ダマスカス空港に対し4回の空爆を行った模様
スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告