※3月3日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映
アフリン地域の状況
まとめ:
- 過去24時間、トルコ軍はアフリン地域での軍事作戦を継続した。
- 西部(ラジュ地区)で激しい地上戦が行われ、自由シリア軍(FSA)が占領地域を広げた。
- 南西部のジャンダリス市に対しては激しい空爆が行われているが、FSAは同市を占領するに至っていない。
- 戦闘により、クルド人民防衛隊(YPG)と親シリア政府武装組織(NDF)に多数の死傷者が出ている。
トルコ軍の動き
- 過去24時間、トルコ軍は、西側(ラジュ地区)と南西部(ジャンダリス地区)に対し激しい空爆を行った。
自由シリア軍の動き
- 過去24時間、自由シリア軍(FSA)は、以下の地域を占領した。
– 西側のママラン村
– 西側のウトゥマンリ村、マスカンリ村
※この動きにより,ラジュ市を見下ろす丘を制圧したことになる。
クルド人民防衛隊(YPG)の動き
- クルド人民防衛隊(YPG)は、劣勢に立っており、占領地域を失っている。
- ラジュ市での戦闘では、YPGとNDF戦闘員17名が亡くなった。
その他
- トルコ国防相は、アフリン作戦で、これまでトルコ軍兵士41人、自由シリア軍兵士116人が亡くなったと発表した。(記事)
- 3月1日、アフリン作戦でトルコ軍兵士8人が死亡し、13名が負傷した。(記事)
- トルコ政府は、アフリン作戦を開始した1月20日以降、クルド人民防衛隊(YPG)戦闘員2,434名の”テロリスト”を”制圧した”発表した。(記事)
※この人数には、投降した、捕虜となった、または殺された戦闘員が含まれる。
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