※2月13日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映
アフリンの状況
トルコ軍の動き
- まとめ:過去24時間で、西部の前線付近にある対し、少なくとも3件の空爆と砲撃による攻撃が行われた。地上戦での衝突は、北部・南西部で行われ、FSAが占領地域を拡大している。クルド部隊は、シリア政府に対し、アフリンでの戦闘に介入するように呼びかけた。
*
- トルコ軍は、西部(ラジャ地区)、南西部(ジャンダリス地区)の前線にて、少なくとも3件の空爆と砲撃を行った。
– 西部では、モサカ村に対し砲撃、モバタ村に対し空爆を実施
– 南西部では、カフルサフラ村へも砲撃が行われ、同村の送水ポンプが破壊された
自由シリア軍の動き
- トルコ軍と自由シリア軍の地上部隊は、北部(ブルブル地区)と南西部(ジャンダリス地区)から侵攻。YPGとの間で、激しい戦闘が続いている。
– 北部では、FSAがシークホルズ村を占領
– 南部では、FSAがマフムディヤ村とオメラの丘を占領
クルド人民防衛隊(YPG)の動き
- クルド人民防衛隊(YPG)は、北部(ブルブル地区)と南西部(ジャンダリス地区)でFSAと交戦
- YPGは、北部ブルブル地区で、トルコ軍の無人機を撃ち落としたと発表した。
*
- クルド部隊は、シリア政府に対し、アフリンでの戦闘に介入するよう呼びかけた。(YPGが劣勢に立っていることが伺える。)
- アフリン市では、戦闘で亡くなったYPG戦闘員19名の葬儀が行われた。
その他
- アンカラ市長は、アメリカ大使館のある通り名を、「オリーブの枝」通りに変えると発言した。「オリーブの枝」は、トルコ政府によるアフリン作戦の呼称。
*
- ロシア政府の広報担当官は、シリア安定化プロセスのための、これまでのアメリカの支援は、”不適切”であり”不十分”なものであったと発言。
- 国連は、シリアは、紛争が始まってから、”最悪の”戦闘状態に直面していると発言。
*
- 報道によると、ロシア外相は、シリア紛争へのイスラエル介入が、中東情勢の深刻化に繋がるとして警告した。
- イギリス外相は、イスラエル・シリア国境での衝突について、イラン政府の行動が和平プロセスを損なわせる行為であるとして、懸念を表明した。
スポンサーリンク:
1日あたり150円の支援で途上国の子供たちに希望を