※2月10日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映
アフリンの状況
トルコ軍の動き
- トルコ軍は、アフリンの前線及び戦略上の重要拠点で多数の空爆を実施。前日に比べ、地上軍の戦闘件数も増えている。とりわけ、南西部(ジャンダリス付近)で激しい戦闘が行われ、自由シリア軍が領土を拡大している。
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- トルコ軍は、東部(アザズ付近)、北部(ブルブル地区、西部)、西部(ラジョ地区)、南西部(ジャンダリス地区)の前線と、アフリン市中心部、東部のミニフ軍地基地などで空爆を行った。これらの空爆により、民間人に死傷者が出ている。
- アフリン市への空爆では、少なくとも民間人1名が亡くなったと報道されている。
自由シリア軍の動き
- トルコ軍と自由シリア軍の地上部隊は、主に西部と南西部の前線でクルド人民防衛隊(YPG)と衝突
- FSAは、西部ではジュカリ・ファウカニ村とその周辺の複数村、南西部では、イスカン村とその周辺の複数村を占領した。戦略上の重要拠点である「ナシリヤの丘」も占領した
クルド人民防衛隊(YPG)の動き
- クルド人民防衛隊(YPG)は、西部(ラジョ地区)、南西部(ジャンダリス地区)の前線で、FSAに対し、砲撃を中心とした攻撃を行った。
その他
- アメリカ主導の連合軍の補強部隊が、マンビジ地区の村に到着したとの報道がある。(トルコ軍によるマンビジへの侵攻を阻止する目的と思われる)
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