東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部の状況（2月12日時点）

※2月12日12時（シリア時間）から過去24時間の動きを反映

東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部の状況

ヨルダンで難民として生活するシリア人の子供たち。
Photo credit: © EC/ECHO/Dina Baslan

まとめ：イドリブ件では、過去24時間、政府軍による空爆は行われなかった模様。（イスラエル-シリア間の戦闘が影響しているものと考えられる。）
南東部の前線では、反政府勢力に対しイスラム国が攻撃を行った。
新たに、反政府勢力の指揮官が暗殺された。

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シリア政府軍は、過去24時間、シリア北西部の反政府勢力支配地域で空爆を行わなかった。
空爆件数が「ゼロ」となるのは、極めて稀。10日のイスラエル軍機の撃墜後、首都ダマスカス付近で空爆が続いており、そのことが影響しているものと考えられる。
過去24時間、政府軍-反政府勢力間の戦闘は報告されておらず、前線に動きはない。
シリア南東部（ウムアル・ハラキル村付近）では、イスラム国が反政府勢力に対して攻撃を行った。
戦闘で、イスラム国戦闘員の一部が、反政府勢力によって拘束された。

地図：イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部（2018年1月末時点）
Derived from work by MrPenguin20, distributed under a CC BY-SA 4.0 license.

まとめ：シリア政府軍は、北部（ドゥマ地区）・西部（イルビン地区）で、少なくとも１件の空爆と１件の砲撃を行った。地上戦は報告されておらず、前線に動きはない。イドリブ県では、空爆が行われていないが、東グータ地域では、政府軍による攻撃が続いている。

地図：東グータ地域（2014年2月27日時点）
Created by MrPenguin20, distributed under a CC BY-SA 3.0 license