※2月11日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映
アフリンの状況
トルコ軍の動き
- まとめ:10日、アフリン地域西部(ラジャ地区付近)で、トルコ軍のヘリがクルド人民防衛隊(YPG)に撃墜され兵士2名が死亡した。その後、ラジョ地区のYPG支配地域に対し、報復攻撃(空爆)を行った。
- トルコ軍は、少なくともアフリン地域の東部、北部、西部の前線と主要都市で4件の空爆を行った。トルコ軍/FSAとYPGは、北部(ブルブル地区)と南部(ジャンダリス地区)で地上戦を行った。FSAはアフリン西部と、バブアルハワ国境とアフリン地区を結ぶルートを確保
*
- トルコ軍は、西部(ラジャ地区付近)のクルケ・ジェリン村、東部のアザズ付近、北部のブルブル地区、西部のジャンダリス地区の前線にて空爆を行った
自由シリア軍の動き
- トルコ軍と自由シリア軍(FSA)は、北部(ブルブル地区)と南部(バブアルハワ国境沿い)でYPGと交戦。
南部(ジャンダリス地区)では、FSAがジンデレス村、デイル・バルト村を占領した。結果として、アフリン地区とバブアルハワ国境の領土を繋ぐ地域を確保したことになる。
クルド人民防衛隊(YPG)の動き
- 10日、クルド人民防衛隊(YPG)は、西部ラジョ地区にあるカダァ村付近で、トルコ軍ヘリを撃墜した。
- YPGは、北部、西部、西南部の前線でトルコ軍/FSAと交戦。ラジョ地区では、地雷を仕掛け、地上軍の
進軍を止めた模様。
その他
- 国連(OHCHR)は、シリア軍とロシア軍の空爆により、過去1週間で、東グータ地域とイドリブ県で230名がなくなっていることを発表し、非難した。
*
- (BBC)10日、イスラエル軍は、シリア領内のイラン政府軍事拠点を空爆した。その際、イスラエル軍機が対空ミサイルでイスラエル軍機を撃墜した。操縦士2人は機外に脱出したが、重軽傷を負った。
- イスラエル政府は、イラン軍の無人機がイスラエル領内を飛行したため撃ち落とし、報復措置として空爆を行ったと説明。
- イスラエル軍機が撃墜された後、イスラエル軍は、首都ダマスカス及びその郊外で、少なくとも8件以上の空爆が行った。空爆では、主にシリア国内にあるイラン軍事関連施設、シリア軍基地が標的となっている模様。
- シリア政府は、イスラエル軍の攻撃について、防空システムにより1機のイスラエル軍機を撃ち落としたと発表。また、シリア政府は、イスラエル政府が攻撃を続ける場合、イスラエル空港に対して砲撃を行うと発言した。
スポンサーリンク:
1日あたり150円の支援で途上国の子供たちに希望を
Click to rate this post!
[Total: 0 Average: 0]