※2月2日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映
東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部の状況
イドリブ県、ハマ県北部の状況
- シリア政府軍は、イドリブ県東部(アブ・アド・ドフゥル市北側)で激しい地上戦を行い、占領地域を大きく広げた(反政府勢力の占領地域は大きく後退)
- 政府軍は、前線付近(アブ・アド・ドフゥル市北側)で多数の空爆を実施
- 激しい空爆と戦闘による被害を恐れ、住民は他の村へ避難している
- 北東部の前線にほど近い主要都市サラケブ市に対し、政府軍は複数の空爆を実施
この空爆により、少なくとも、女性と子どもを含む3名が負傷 - ロシア軍は、ハマ県北部の主要都市(カフル・ジータ)に対し、複数の空爆を実施
ハサン・アルアラジ病院に対しても攻撃が行われ、医療従事者が患者が被害を受けた - シリア政府軍は、カフルナボダ村でも空爆を実施
住民8人が死亡し、多くの負傷者が出ている
東グータ地域の状況
- シリア政府軍とロシア軍は、東グータ地域の西側(ハラスタ、マスラバ地区)に対し、複数の空爆と砲撃を実施
- 2月2日、政府軍がドゥマ地域に対し、化学兵器(塩素ガス)を使用した攻撃を行ったことが報じられた。使用された砲弾の写真などがネットで共有されているが、真意は不明。
- 反政府勢力は、東グータ地域の東側から政府支配地域に対し、越境砲撃を実施