東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部の状況(3月27日時点)

※3月27日午前11時(シリア現地時間)から過去24時間の動きを反映

東グータ地域、イドリブ県、ハマ県北部の状況

イドリブ県、ハマ県北部の状況

まとめ:

  • 露/シリア政府軍は、イドリブ県南部と西部で複数の空爆を実施した。
  • 3月27日、ハマ県北部の前線にあるカラート・アルマディク市に、東グータからの避難者を乗せたバスが到着した。1,000人以上の避難者が到着したと報じられている。
  • 過去24時間、ハマ県北部・イドリブ県東部・西部では、政府軍と反政府勢力間の地上戦での衝突は起きていない。
  • イドリブ県北部では反政府勢力(JTS)と元ヌスラ戦線(HTS)間で、散発的な衝突が起きている。
  • 地図:イドリブ県、ハマ県北部、アレッポ県西部(2018年1月末時点)
    Derived from work by MrPenguin20, distributed under a CC BY-SA 4.0 license.

    東グータ地域の状況

    まとめ:

    • 3月27日、露/シリア軍は、東グータのドゥマ地区市街地への爆撃を再開した。この攻撃により民間人に負傷者が出ている。
    • ドゥマ地区では、反政府勢力(ジェイシュアルイスラム)とシリア政府との間で和解交渉が続いている。反政府勢力は、「最終合意には至っていないが、交渉は続いている」とし、露政府は、「(反政府勢力は)交渉で武器を手放すことを示唆したが、それは嘘であり真実ではない。」と発表。両者の和解交渉が難航をしていることを表している。(参考
    • AFP:東グータからの避難者数は、日々増えている。AFPによると、これまでの避難者数は以下の通り。
      24日: 981人
      25日: 5435人
      26日: 6749人。https://twitter.com/GebeilyM/status/978523893597077505
    • ・東グータ南部では、民間人と戦闘員(とその家族)の退避が続いている。26日、第三陣の退避用バスが到着した際、住民が東グータ内に取り残させる不安に駆られる中、反政府勢力が戦闘員とその家族の退避を優先させたため、住民間で混乱が生じた。(参考
    • 地図:東グータ地域(2014年2月27日初版作成)
      Created by MrPenguin20, distributed under a CC BY-SA 3.0 license

      スポンサーリンク:
      1日あたり150円の支援で途上国の子供たちに希望を

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告