アフリンの状況(3月20日時点)

※3月20日午前11時(シリア現地時間)から過去24時間の動きを反映

アフリン地域の状況

写真:食料購入券(≒商品券)を受け取るため、列に並ぶシリア人。レバノンにて。
食料購入券の配付は、支援対象者が購入品目を選択することができ、モニタリングに繋げる仕組みとの相性も良いため、援助手法として主流となってきている。
レバノンでは、約99万人のシリア人が避難生活を送っている(UNHCR, 2018年2月)。
Photo credit: WFP/Rein Skullerud

まとめ:

  • 3月19日、トルコ軍と自由シリア軍は、アフリン地域北西部全域を制圧した。クルド人民防衛隊(YPG)戦闘員まだ潜んでいる状況で、FSAは散発的な攻撃を受けている。
  • 3月19日、親シリア政府武装組織(NDF)がアフリン地域南東部テルアフィアットに到着。FSAと交戦している。
  • FSAは、南東部への侵攻を続け、勢力圏を広げている。
  • 自由シリア軍は、アフリン市内の商店での略奪に加担した戦闘員を公開し、除名したと発表した。
  • 赤十字国際委員会(ICRC)は、アフリン地域への定期的な入域について呼びかけた。ICRCは、トルコ赤新月社(TRC)のアフリン地域での活動について、「極めて無いに等しい」と発言。(参考
  • シリア政府は、トルコ軍によるアフリン制圧を批判した。撤退を求めた。(参考

地図:アフリン地域(2013年6月時点)
map created by Mouradi, distributed under a CC BY-SA 3.0 license.

トルコ軍の動き

  • トルコ軍は、アフリン市を占領した後、アフリン地域では空爆は実施していない模様。
  • トルコ軍の地上部隊は、FSAとともに南部へ侵攻している。

自由シリア軍の動き

  • FSAは、アフリン地域南部へ侵攻を続けた。
  • 南東部テルアフィアット近郊では、親シリア政府武装組織(NDF)と交戦している模様。

  • 過去24時間、FSAは、以下の地域を占領した。
    – アフリン地域南東部のシャアラ村

クルド人民防衛隊(YPG)の動き

  • クルド人民防衛隊(YPG)は、FSAに北東部を制圧された後、残党戦闘員が散発的な攻撃を行っている。今後、同様の攻撃があると予想される。

その他

  • 3月19日、露政府は、シリアでの人権侵害に関する国連安全保障理事会の開催を妨害した。露政府は、安保理は人権を話し合う場ではなく、国際平和や安全について協議する場であるべきとし、安保理開催について投票で決めることを求めた。投票権を持つ15カ国のうち、開催の条件となる9カ国の賛成に至らなかった(4カ国が反対、3カ国が棄権、3カ国が賛成)ため取りやめとなった。ロシア、中国、カザクスタン、ボリビアが反対票を投じた。
    ※投票に掛かる手続き事項については、国連憲章27条で規定されている。
  • 以下、参考記事。

Meeting cancelled after Russia, China, Kazakhstan and Bolivia voted ‘no’ - Anadolu Agency

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