※3月10日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映
アフリン地域の状況
まとめ:
- トルコ軍と自由シリア軍は、アフリン地域の北東部、北西部、南西部で大規模な軍事作戦を継続。勢力圏を広げ、アフリン市まで、4km圏内まで迫っている。
- トルコ大統領は、トルコ軍がアフリン市を“包囲”した発言。(記事)
- 北東部の前線では、トルコ軍の砲撃により民間人が被害を受けた。
トルコ軍の動き
- トルコ軍は、アフリン市、北東部(ブルブル地区東側)の前線にて、激しい空爆と砲撃による攻撃を継続した。
- 北東部での砲撃により、民間人が犠牲となっている。
自由シリア軍の動き
- 自由シリア軍(FSA)は、北部(ブルブル地区東側)で大きく勢力圏を広げ、アフリン市まで4km圏内まで迫っている。
*
- 過去24時間、FSAは、以下の地域を占領した。
– 北東部のイナブ村、マリャミン村、
– 北東部のシャバリガット・アル・ジャヴィズ村、メルキヤ村
– 北東部のカフルミザ村
– 北西部のホラン村、スライル村、カチュカダール山近郊
– 南西部のカフルサフラ村
クルド人民防衛隊(YPG)の動き
- クルド人民防衛隊(YPG)は、FSAと激しい戦闘を続けているが、引き続き、地上戦で劣勢に立っている。
- シリア政府軍がアフリン入りしたとの報道があるが、情報源が限られるため真偽が定かではない。
その他
- トルコ政府系メディア(AA):トルコ政府は、アフリン作戦を開始した1月20日以降、クルド人民防衛隊(YPG)戦闘員3,195名の”テロリスト”を”制圧した”発表した。※この人数には、投降した、捕虜となった、または殺された戦闘員が含まれる。(記事)
- トルコ政府系メディア(DS):9日、トルコ外相は、マンビジ市と東ユーフラテスについて米政府との“共通理解“に達したと発表。両地域における、クルド系勢力の勢力圏について協議された模様。詳細については、3月19日の米国務長官との会談で議論される。(記事)
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