※3月4日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映
アフリン地域の状況
まとめ:
- トルコ軍と自由シリア軍は、アフリン地域の北部、西部、南西部から、大規模な軍事作戦を実施し、大きく勢力圏を広げた。西部では、主要都市ラジュ市を制圧した。
- 北部では、トルコ軍の空爆により親シリア政府武装組織(NDF)戦闘員36名が死亡した。
- 南西部では、地上部隊がジャンダリス市に迫っている。
- 南西部では、自由シリア軍(FSA)の地上部隊がジャンダリス市に迫っている。
(ジャンダリス市南部の村を占領し、南部と西部から地上部隊が侵攻している。)
トルコ軍の動き
- 過去24時間、トルコ軍は北部(ブルブル地区西側)、西側(ラジュ地区)と南西部(ジャンダリス地区)の前線で激しい空爆を行い、自由シリア軍の進軍を支援した。
- カフル・ジャナに対する空爆により、親シリア政府武装組織(NDF)戦闘員36名が死亡した。
自由シリア軍の動き
- トルコ軍の後援を受け、自由シリア軍(FSA)は、北部(ブルブル地区西側)、西側(ラジュ地区)と南西部(ジャンダリス地区)で大きく勢力範囲を広げた。
*
- 過去24時間、FSAは、以下の地域を占領した。
– 北部のバフィリュン村
– 北部の3村(シェマン二村、カラキンリ村、アリバザン村)の他、メイダンキ堰堤
– (北部カフルジャナ(元ロシア軍用基地)も占領したとの情報があるが定かではない)
– 西部の主要都市ラジュ市
– 西部のバディンリ村
– 南西部のハミレック村、ラマディイェ村を占領し、ジャンダリス市への攻撃を強めている
クルド人民防衛隊(YPG)の動き
- クルド人民防衛隊(YPG)は、FSAと激しい戦闘を続けており、一部地域を奪回しているが、地上戦では劣勢に立っている。
- YPGは、西部のママラ村、アトマナ村、ベディナ近郊を奪回した。
- トルコ軍の空爆により亡くなった親シリア政府武装組織(NDF)戦闘員36名の葬儀が、政府軍支配地域ヌブル市で行われた。
その他
- 特になし。
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