※2月23日12時(シリア時間)から過去24時間の動きを反映
アフリン地域の状況
- まとめ:
– アフリン入りしていた親シリア政府武装組織の一部は、南西部の前線(ジャンダリス市)に到着した。
– トルコ軍は、南西部の前線と親シリア政府武装組織の車列に対し砲撃と空爆を行った。
– トルコ軍/FSAの地上部隊は、前方面から侵攻し、更に占領地域を広げている。
– YPGは、トルコへ越境砲撃を行った。
トルコ軍の動き
- トルコ軍は、南部(ノブル村周辺)の幹線道路に対し砲撃を行い、親シリア政府武装組織のアフリン入りを牽制した。
西部(ジャンダリス村)でも、1件の空爆を実施している。
その他の地域では、トルコ軍による空爆や砲撃による攻撃は報道されていない。
自由シリア軍の動き
- トルコ軍/自由シリア軍(FSA)の地上部隊は、アフリンの全方位(北部、西部、南西部)から侵攻しYPGと交戦した。
- FSAは、北部(ブルブル地区)、西部(ラジョ地区)、南西部(ジャンダリス地区)で、アフリン全域を囲むような形で占領地域を広げている。
- FSAは、以下の地域を新たに占領した:
– 北部ベルガン村
– 西部クベット・シルキ村、カラババ村などの地域を占領した。このまま領土を拡大すると、ブルブル地区側の領土と繋がることになる。
– 南西部タル・サロウ村
– 南西部アルクジャー村
クルド人民防衛隊(YPG)の動き
- クルド人民防衛隊(YPG)は、前線でトルコ軍/FSAの侵攻に対し応戦した。地上戦で劣勢に立っており、各地域で支配地域を失っている。
- YPGは、トルコのキリクハン市に対し、越境砲撃を行った
- アフリン市では、戦闘で亡くなったYPG戦闘員14名の葬儀が行われた。
*
- 21日、親シリア政府武装組織の一部は、南西部の前線(ジャンダリス市)に到着した
- 21日、南東部のジヤラ国境から、親シリア政府武装組織の戦闘員を乗せた新たな車列がアフリン入りした。トルコ政府は(どの勢力であれ)YPGへの支援を行えばトルコ軍の攻撃対象となると発言した。
その他
- トルコ政府は、親シリア政府武装組織がアフリン入りを試みるのであれば、深刻な結果になると発言。また、YPGを支援するため行為は、トルコ軍の攻撃対象となると発表した。
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